「夜、足がムズムズして眠れない…」「じっとしていられない」何科を受診したらいい?
「夜、ベッドに入ると足の奥がムズムズしてじっとしていられない」
「虫が這っているような、なんとも言えない不快感で眠れない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実はその症状、単なる気のせいではなく、「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」という病気の一種かもしれません。
💡「何科に行けばいいの?」とお悩みの方へ
むずむず脚症候群は、主に「神経内科」「睡眠外来」「精神科」「心療内科」で相談・治療することができます。
この記事では、この厄介な「むずむず脚」の原因や、今夜から試せるセルフケアを分かりやすく解説します。「何をやっても良くならない…」と限界を感じている方も、まずは原因と対策を知ることから始めてみましょう。
そもそも「むずむず脚症候群」ってどんな病気?
むずむず脚症候群とは、主に下半身(ふくらはぎや太もも、足の裏など)に不快な症状が起きる神経の病気です。
最大の特徴は、「夕方から夜間にかけて、じっとしている時に症状が強くなる」ということ。
寝ようとしてリラックスしている時ほど症状が出やすいため、深刻な睡眠不足(不眠症)を招いてしまうケースが少なくありません。
主な症状の例
・足の奥のほうが「ムズムズ」「ピリピリ」する
・虫が這っているような、じわじわとした不快感がある
・じっとしていられず、足を動かしたくてたまらなくなる
・足を動かしたり、歩いたりすると一時的に楽になる
これらの症状に心当たりがある場合、むずむず脚症候群の可能性があります。
なぜ起きる?考えられる3つの原因
むずむず脚症候群の明確な原因は完全には解明されていませんが、主に以下の3つが関係していると言われています。
1. 脳内の「ドーパミン」の機能低下
脳内で情報を伝える「ドーパミン」という神経伝達物質がうまく働かなくなると、体の感覚をコントロールできなくなり、足に異常な感覚(ムズムズ感)が伝わってしまうと考えられています。
2. 鉄分不足
ドーパミンを脳内で合成するためには「鉄分」が不可欠です。そのため、体内の鉄分が不足するとドーパミンの働きが鈍くなり、症状が出やすくなります。
3. 他の病気や薬の影響
慢性腎不全(特に人工透析を受けている方)や糖尿病、パーキンソン病などの持病に伴って症状が出る場合があります。
今すぐできる、4つのセルフケア
「今夜もムズムズして眠れないかも…」という不安を和らげるために、日常生活で取り入れられる対策をご紹介します。
① カフェイン・アルコール・タバコを控える
コーヒーや緑茶に含まれるカフェイン、お酒(アルコール)、タバコ(ニコチン)は、どれも症状を悪化させる代表的な刺激物です。
特に夕方以降は摂取を控えるようにしましょう。
② 鉄分を意識して摂取する
毎日の食事で鉄分を積極的に補給しましょう。
動物性(ヘム鉄): レバー、赤身の肉、カツオ、マグロなど
植物性(非ヘム鉄): ほうれん草、小松菜、豆腐など
(※植物性の鉄分は、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂ると吸収率がアップするのでおすすめです)
③ 就寝前のストレッチやマッサージ
寝る前にふくらはぎや太ももを軽くストレッチしたり、マッサージしたりして血行を良くすると、症状が和らぐことがあります。
④ 規則正しい生活とストレス解消
不規則な睡眠や過度なストレスは症状を悪化させる要因になります。できるだけ決まった時間に就寝・起床し、リラックスできる時間を作りましょう。
どうしても辛いときは病院へ
むずむず脚症候群は、周囲にその不快感が伝わりにくく、「気のせい」「そういう体質だから仕方ない」などと一人で抱え込んでしまいがちな悩みです。
もし「何をしても全然改善しない」「毎晩のように眠れなくて辛い」という場合は、我慢せずに医療機関を受診してください。
たわらクリニックのご紹介
たわらクリニック東京・蒲田は、心療内科・精神科として、むずむず脚症候群の背景にある「ドーパミンの不調」や、それに伴う「睡眠障害(不眠)」の治療を行っています。「たわらクリニックオンライン自費診療」でも、むずむず脚症候群のご相談が可能です。
「これって病気なのかな?」「どこに相談すればいいか分からない」とお悩みの方も、どうぞ一人で抱え込まずに、まずはお気軽にご相談ください。

