思春期だから悩んでしまう、高校生のうつ病の原因や症状、対処法について

原因がわからないのに気分が落ち込むことはありませんか?理由はわからないけど気分が落ち込む、イライラするなど、感情がコントロールできずつらいと感じる場合、うつ病の可能性もあります。

10代は心も身体も子供から大人に成長していく激動の時期になります。そのため、精神的にも不安定になりやすく、中学生以降ではうつ病になる確率は上がりやすいと言われています。しかも、自分でストレスに気づかず溜め込んでしまうこともあります。ストレスということを自覚せずに放置をすると、うつ病を発症することにもなりかねません。

今回は高校生だけでなく思春期の若者に注意が必要なうつ病の症状や原因、対処法を紹介します。

高校生のうつ病

高校生を含む思春期は年齢と共に身体が大きくなり心も変化していきます。そのうち、以下の4つの項目において悩まされることがあります。

・心と身体の成長

・アイデンティティーの確立

・将来への不安

・人間関係

異性に関心を抱く時期でもあるので、恋愛の悩みも強く現れることもあります。他人との違いを意識する時期でもあるので、人間関係に悩むことも増えてきます。親に言うことが煩わしく感じる、反抗するといったことはありませんでしたか?成長していく過程で、周りの大人に対して意見を衝突することも多くなってくることは自然なことです。

このように子供の時よりもストレスを感じやすくなる時期でもあるので、ストレスに対して上手に対処しなければうつ病のリスクが高まります。少しでも体調や気分がおかしいと思ったら注意が必要です。

高校生うつ病の症状

10代のうつ病は大人のうつ病と少し症状が違うところがあります。代表的な大人のうつ病の症状として、「やる気が出ない」「気分が落ち込む」「食欲低下」「不眠」などがあります。

一方で、10代のうつ病は、「食欲の増加」「よく眠る過眠」に変化することもあります。気分が落ち込むのではなくイライラが続くということも思春期のうつでは特徴的ともいえます。体重についても成長期なので大人のうつ病とは違い増量することが多い傾向にあります。

若いうちにうつ病を発症すると慢性化しやすく、大人になってからもうつ病を発症しやすくなるため、早めに対処をすることが重要です。

今すぐ実践できる!自分で行える高校生うつの対処法

「悩みが多すぎて困っている」「気分が乗らないが医者に行くほどではないな」と感じる場合は、自分でストレスの対処をする方法もあります。基本的に無理をしないことが重要です。まずは、生活習慣を整えてゆっくり休むことが必要になりますが、その他ストレスや不安を軽減するためにできることを紹介します。

身体を動かして身体も心もリフレッシュ

若いからとはいえ、運動不足は肉体的・精神的にも健康に悪い影響を与えます。まずは、軽いランニングやサイクリングなど有酸素運動をしてみるといいでしょう。日々継続して行うことが重要です。部活に関係なく、休日に緑の多い公園を歩く、部活とは関係ない運動をすることでも気分転換に繋がります。

運動はストレス解消にもつながり、うつ病の発生リスクを低下させる効果があると言われています。

今の気持ちを紙に書いて心の整理を

気分が落ち込んでいる、イライラするなど辛い気持ちになった場合、紙に今感じていることを書いてみるといいでしょう。文章を丁寧に書く必要はありません。イラストや意味のない落書きでも良いので描いてみましょう。手を動かして紙に書くことに意味があります。紙媒体でなくパソコンやスマートフォンのメモに入力してもいいです。

感情を紙に書くことの効果として、悩んでいることや感情に距離をとって客観的に見られるようになることがあります。感情に距離を置くことで焦りや不安が和らぎます。また、冷静に考えられることで、今まで気付けなかった解決策や選択肢に気づくことができるようになります。

腹式呼吸で自律神経の乱れを整える

人間は不安や緊張を強く感じると、呼吸が浅くなりやすくなります。緊張は交感神経が優位の状態であるため、疲れを感じやすくなり、疲労が溜まると気分も落ち込むことがあります。強い不安を感じて辛くなったときには呼吸を深くゆっくりとするように意識をしてみましょう。口から息をゆっくりしっかりと頭の中ら3つ数えながらゆっくり吐き出し、そして鼻から3秒ぐらいかけて吸ってみてください。5分から10分ぐらい続けてみましょう。このとき、お腹を膨らませるようなイメージで呼吸とお腹に意識を集中するようにしてみましょう。

なりたい自分を想像して考え方を前向きに

不安や悩みがあるとき、自分の欠点や弱点に注目することが多いですが、自分では気付けていない長所やできていることなどたくさんあります。いいところに注目して伸ばすことを考えてみてください。それでも欠点や弱点が気になるのでしたら、弱点や欠点を克服した理想の自分を想像してみてください。小さな一歩でも踏み出すことができれば自信につながります。

高校生の悩みについての相談先

どうしてもつらい気持ちやどうしようもできない悩みがある場合には、無理をせず誰かに相談してみるといいでしょう。親や友人に話すだけでも心が軽くなることもあります。親や友人に相談しづらい場合には学校や専門の医療機関に相談ができます。学校の担任やスクールカウンセラーは、親や友人とは違った視点で相談に乗ることができます。

また、かかりつけの小児科医や児童・思春期精神科などの医療機関でも相談することができます。思春期の心と身体についての専門家でもあるので、不安に感じていることや気になることは気軽に相談してみるといいでしょう。

まとめ

うつ病は大人だけがなるものではなく高校生も発症する可能性のある病気です。思春期は心と身体が大きく変化する時期であり、人間関係に悩みやすい時期でもあります。そのためストレスを感じやすい場面が多いと言えます。

ストレスが慢性的に溜まってしまうとうつ病の発症リスクを上昇されるので早い段階で対処をしなければなりません。

原因が分からなくても苦しくつらいと感じてしまったら、一人で抱え込まないようにしてください。親や友人、学校の先生、スクールカウンセラーや医療機関など相談するところはいくつもあるので無理をせずに相談してみてください。

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