メディカルダイエットとは|治療の種類やメリット、リスクについて解説

「痩せたいけどダイエットがうまくいかない」

痩せるために筋トレしたり走ったり、食事制限したりとさまざまなダイエット方法に挑戦。しかし、効果を感じられず、三日坊主になった経験があるのではないでしょうか。

そんな方に知ってほしいのが「メディカルダイエット」です。本記事を読むことで、次のことがわかります。

●メディカルダイエットとは
●メディカルダイエットのメリット
●メディカルダイエットのリスク
●メディカルダイエットを受けるクリニックの選び方

メディカルダイエットについて知りたい方、検討している方は本記事を参考にしてください。

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メディカルダイエットとは?

メディカルダイエットとは、医療機関で医師のサポートを受けながら、医薬品や医療機器を用いて行うダイエットのことです。近年注目されているのは体への負担が少ない「GLP-1受容体作動薬」を用いた方法。GLP-1は、私たちの体にもともとあるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。GLP-1受容体作動薬は、その作用を補う薬です。

太りやすい人はGLP-1の分泌される量が少ないと言われています。そこで、GLP-1を摂取することで、太りにくいもしくは痩せやすい体質を目指すのが「GLP-1受容体作動薬」を用いた治療です。

メディカルダイエットには、他にもさまざまな治療法があります。詳しくは次項で解説しますので、そちらを参考にしてください。

メディカルダイエット、医療痩身、痩身エステの違い

メディカルダイエットと医療痩身は同じ意味を指し、医師が医薬品や医療機器を用いてダイエットを行います。一方、痩身エステは、マッサージやエステマシンなどを用いて代謝の改善で瘦せやすい身体づくりをサポートする痩身施術で、特別な資格は必要ありません。以上から、ダイエット効果としては、痩身エステよりもメディカルダイエットや医療痩身の方が効果は期待できると言えるでしょう。

メディカルダイエットの治療は3種類

メディカルダイエットにはいくつか方法があり、大別すると3種類になります。

●薬剤を使う方法
●マシンを使う方法
●注射や点滴を使う方法

それぞれの特徴を見ていきましょう。

薬剤によるメディカルダイエット

GLP-1受容体作動薬であるリベルサスやメトルホルミン、防風通聖散などを用いて、メディカルダイエットを行います。挙げた3つの薬剤はどれも飲み薬で摂取しやすいのが特徴です。リベルサスは食欲の抑制、メトホルミンは血糖値上昇の抑制、防風通聖散は体内環境を整えると言われています。副作用として、吐き気や下痢、食欲の減退の症状が出ることがあります。当院でのメディカルダイエットは、これら3つの薬剤を用います。

マシンによるメディカルダイエット

ダイエットマシンを使ったメディカルダイエットもあります。

●医療ハイフ(HIFU):対象部位の脂肪細胞を溶かす
●医療電磁場EMS:摩擦による熱で脂肪細胞を分解する
●脂肪冷却:脂肪細胞を凍らせて体の外に排出する
●ラジオ波:高周波を当て、代謝の改善と老廃物の排出を促進する

これらを患者さんに合わせて医師が選択して施術をします。

注射や点滴によるメディカルダイエット

注射は、脂肪溶解注射とGLP-1の2種類です。脂肪溶解注射は、注射で脂肪細胞を溶かし、排泄で体外に出すことでダイエット効果が期待できます。GLP-1の注射は、血糖値を抑えるGLP-1のホルモンを直接体内に取り込み、食欲を減らすことでダイエット効果が期待できます。
一方の点滴は、基礎代謝を上げ、痩せやすい体質に変えることが目的です。主な成分はα-リポ酸やL-カルニチンで、栄養不足にならないように各種ビタミンを配合して点滴するクリニックもあります。

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メディカルダイエットのメリット

ここでは、一般的なダイエットと比べてメディカルダイエットにどんなメリットがあるのかを解説します。

過度な食事制限が必要ない

一般的なダイエットで欠かせないのが食事制限です。基本は、摂取するカロリーを抑え、消費するカロリーを増やすのが鉄則になります。しかし簡単に言っても、食べたい気持ちを押さえつけて我慢するのはつらいものです。我慢できずに、食事制限が続かなかった経験がある人も多いでしょう。しかし、メディカルダイエットなら、食欲の抑制や脂肪の吸収を抑えることができるので自然に食事制限できます。

メディカルダイエットを行いながら、食事内容をヘルシーにするとより効果が期待できるでしょう。

無理な運動が必要ない

ダイエットに効果的な運動として、有酸素運動や筋トレが推奨されています。どちらも脂肪燃焼効果が期待できるダイエット方法です。しかし難点として、効果が出るまでの期間が長く、効果が出るまで続けなければなりません。そのため、ダイエットをしようと「毎日運動をする」と決意しても、つらさと効果が見合わず、途中で止めてしまいがちです。

しかしメディカルダイエットなら、糖質や脂質の吸収を抑えられるので、無理な運動で燃焼しなくて良いメリットがあります。

リバウンドしにくい

太ってしまう原因に直接働きかけるため、リバウンドしにくい特徴があります。例えば、マシンによるメディカルダイエットであれば、脂肪細胞に対して熱を与えたり冷却したりするため、脂肪細胞そのものの数を減らす効果が期待できます。また、薬剤によるメディカルダイエットであれば、食欲自体を減らし、糖や脂肪の吸収を抑える効果が期待できます。このように、原因に対してアプローチするため、リバウンドしにくいわけです。

医師のサポートを受けられる

一般的なダイエットは自己流であり、やり方を間違ったままダイエットを続けてしまう可能性があります。
一方、メディカルダイエットでは、医師のサポートを受けながらダイエットできます。定期的に受診し、カウンセリングを受けることで適切にダイエットできるメリットがあります。

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メディカルダイエットのリスクについて

ここまで、メディカルダイエットとはどんなものか、得られるメリットについて解説してきました。しかし、当然ながらリスクもあります。対策と一緒に解説しますので、必ず確認しておいてください。

副作用が出る可能性がある

メディカルダイエットは、投薬や注射など、侵襲する治療法のため副作用というリスクがつきまといます。吐き気や下痢、食欲の減退に加え、低血糖になる可能性もあります。治療を受ける前には、医師による副作用の説明をきちんと聞いて、自分でよく考えたうえで判断しましょう。

医師の指導・指示に従う

メディカルダイエットを行う場合は、必ず医師の指導・指示に従ってください。薬剤を例に挙げると、適切な用量や頻度を守らなかった場合、副作用にとどまらず、病気の発症につながるおそれがあります。メディカルダイエットは一般的なダイエットと違い、過度な食事制限や無理な運動をする必要とせずに痩せられる可能性があります。そのためメディカルダイエットを行う患者さんの中には「多く治療すればそれだけ痩せられる」と思い、過度に治療しようとする方もいます。必ず医師の指導・指示に従い、メディカルダイエットを行うようにしてください。

保険適用にならない可能性がある

メディカルダイエットが保険適用になるかどうかは、患者の身体状態や治療方法によって異なります。保険診療は、国が定める保険適用条件に当てはまれば受けられます。一般的に、病気やケガがあり医師が検査および治療が必要だと判断したときです。

具体的には、次のようなケースで保険適用となる可能性が高いです。

●BMI35以上
●食事制限や運動療法では改善が困難
●糖尿病など肥満に関する病気を患っている場合
●漢方薬の処方
●食欲抑制剤の処方

つまり、上記以外のケースは保険適用ではなく、自費診療でのメディカルダイエットになる可能性が高いわけです。気になる方は、医師とのカウンセリングで確認しておきましょう。

メディカルダイエットは適切なクリニック選びも大切!

メディカルダイエットはGLP-1受容体作動薬による治療を主流として行われている、リバウンドしにくいダイエット方法です。しかし、侵襲的な治療のため当然、リスクがあります。医師の指導の基、適切にダイエットを行うことが大切です。

だからこそ、メディカルダイエットを行う場合は適切なクリニック選びも大切になります。選ぶポイントで最も重要なのは、医師がもつ資格や専門性、経験を確認することです。最小限のリスクでより良い治療を受けるためにも、必ず確認しましょう。また、費用が明確に提示されているかも大切です。一見、低料金に見えても、追加費用を請求するクリニックもあります。費用が明確に提示されているか、費用について質問したときに詳細かつ丁寧な説明があるかも合わせて確認しましょう。

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