心療内科のTMSとは?どんなメリットがあるのか解説します

 

皆さんは心療内科で受けられる治療の一つであるTranscranial Magnetic Stimulation、通称TMS治療について知っていますか?最新のうつ病治療ではTMSを用いた治療を行うケースがあるので、どんな治療法なのか気になる人も多いでしょう。TMS治療には様々なメリットやデメリットがあるので、それらを踏まえた上でTMS治療を行う必要性があります。それでは、心療内科で受けられるTMSのメリットやデメリットについてご説明しましょう。

TMSとは

TMSとはアメリカ発祥の最新うつ病治療法であり、k数理を使わずにうつ病を改善する効果が期待できるのが最大の特徴です。TMSは経頭蓋磁気刺激法とも呼ばれており、脳に磁気による刺激を与えて血流を上げ、脳神経の改善を図ります。脳に与える磁気はMRIなどと同様に人体に無害な磁気を使用しているため、安全にうつ病を改善できる可能性があるでしょう。うつ病の症状である気分の落ち込みや集中力の低下、ミスの増加は脳機能が低下することによって起こると言われています。そこでTMSによって脳に刺激を与えて脳神経を改善することにより、うつ病を改善させていきます。薬を使用しない治療法ということで、薬を服用することによる副作用が一切ありません。TMS自体の副作用も少なく、安全に治療が受けられるでしょう。

どのような方に有効か

TMS治療法は、以下のような方に有効的です。

  • 薬の副作用に困っている方
  • 薬物療法を続けていても改善が見られない方
  • 短期間で回復したい方
  • 内服薬の量を減らしたい方

以上のような方はTMSが有効的です。

TMSは薬による治療ではないため、薬を服用する必要性がないのが一番のポイントです。従来の薬物治療は改善が期待できるとはいえ、誰でも効果が出るとは限りません。そのような方はTMSによる治療を行うことで改善していけいる可能性があるでしょう。また、TMSは短期間で改善が見込める治療法でもあるので、内服薬の量を減らしつつなるべく短期間で改善したい方にも有効的です。

TMSのメリット

TMSのメリットは、以下の通りです。

副作用が少ない

TMSは薬を服用しない治療法なので、めまい、吐き気、体重増加、下痢、便秘、性機能不全など薬物療法による副作用を心配する必要性はありません。肝心のTMS治療法は頭皮の痛みや頭痛、不快感といった副作用がありますが、薬物療法で発生する可能性がある副作用は一部を除いて起こることはありません。TMS治療法で起こる可能性がある副作用は治療中に起こることがほとんどで、重度の副作用も滅多に起こりません。特に治療中の不快感は回数を重ねるごとに気にならなくなるケースが多く、治療を中断することによる副作用も心配することはないといったメリットがあります。もしTMSでも改善が見られない場合は、副作用を気にすることなくすぐに他の治療に移ることができます。

効果が出るのが早い

TMSは薬物療法よりも効果が出るのが早いとされています。薬物療法は一般的に効果が実感できるまで2週間~4週間ほどかかるとされているので、すぐに効果を実感できるケースは少ないでしょう。しかし、TMSは5回~10回ほどで抑うつ状態を改善する効果が実感できるとされています。医院によっては、短期集中治療で早ければ3日程度で効果を実感できるケースもあるようです。うつ状態が長く続くほど生活に支障が出てしまうため、早めに効果が実感できるのは大きなメリットです。

治療費の総額がハッキリしている

TMSは治療費の総額がハッキリしているのがメリットです。薬物療法では保険が適応されるとはいえ、効果が出るまで時間がかかる上に追加で薬を服用する可能性があるので、結果的に総額が高くなることも少なくありません。しかし、TMSは治療推奨目安が決まっているため、治療費の総額がハッキリしているのがポイントです。

TMSのデメリット

一方のTMSのデメリットは、以下の通りです

施術ができる医院が少ない

TMSはうつ病を改善できる効果が見込める治療法ではありますが、日本で保険に適応するようになったのは2019年からなので、都市圏に行かないと治療が受けられないのがデメリットです。手軽に自宅近くの心療内科で受けられるケースはほとんどなく、通院し続けることを考えると手間と時間がかかるでしょう。

条件を満たさないと保険が適応されない

上記でTMSは保険適応だと説明しましたが、保険を適応させるには複数の条件を満たす必要性があります。過去にうつ病治療を受けたことがあり、薬物療法で十分な効果が見込めなかったこと、2ヶ月程度の入院ができることなど、複数の条件を満たさなければ保険が適応されません。たた、治療費以外にも入院費などもかかるため保険治療でもかえって費用が高くなる可能性もあります。

まとめ

TMSは薬物療法に代わる新たな治療法として有効的な治療法となっています。薬に頼らないので副作用を心配する必要性がなく、短期間で効果を感じることが期待できるので副作用が心配な方にもおすすめです。もし薬物療法による副作用が心配な方や、短期間でうつ病を改善したい方はTMS治療を検討してみてはいかがでしょうか。

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