臨床心理士によるカウンセリング
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カウンセリングとは?
こころの不調による症状の根本的な解決や再発予防はお薬の治療だけでは難しいことがあります。 病気の原因になっている心理的な問題を解決しなければ治療が進展しないことや再発を繰り返すこともあります。このため当院では、お薬の治療だけではなくカウンセリングの治療を積極的に行っています。
カウンセリングでは、こころの中に渦巻いている気持ちの不安定さや違和感を、ゆっくりとした時間の中で、言葉にしていきます。その中で、「どうすればよいか?」を発見し、実行できるように支援していきます。
普段の生活・仕事で自分が無意識に行っている思考・行動パターンに気づき、それをより良いパターンに変容させるためにどうすればいいのかを話し合っていきます。睡眠習慣や生活習慣の改善を援助したり、具体的な対人場面を想定してのコミュニケーションの練習などを行うこともあります。
自分の中に、話したいテーマがある方はそのことについて詳しくお話を聞いていきます。その際には、その時の感情や行動に焦点を当てていくことで、今まで気づかなかった視点を獲得したり、より理解が深くなるようにサポートしていきます。
このような悩みを
かかえていませんか?
- 職場などでの人間関係の悩み、親子関係や夫婦関係、友人やパートナーとの関係、育児の悩み・お子様の進学の悩みを抱えている。
- 事故や事件にあった。身近な人を失った。心が傷つくようなことがあった。
- 気分が落ち込み、かなしくなる。
- 人前で緊張してしまう。あがってしまう。人前で話す時ふるえる、人前でプレゼンテーションをするのがつらい。人と一緒に食事するのがつらい。
- 小さなことがくり返し、気になる。
- 電車やバスに乗れない。
- 安心して自分の気持ちを話せる場がほしい。
- ストレスがたまっていて、話を聞いてほしい。
- 自分の状態をより深く理解し、成長したい。
- マイナス思考で物事を考えてしまう。
そのほか、引きこもり、いじめ、受験・就職・転職活動に関連するストレス、うつ病、神経症、パニック障害、社会不安障害、強迫性障害、PTSD、育児不安、産後うつ、摂食障害(過食症、拒食症)、リストカット、パワーハラスメント、セクシュアルハラスメントに関連するストレスなど。
以上のようなご要望にお応えします。
カウンセリングの目的
カウンセリングの種類も、カウンセラーの性格も様々ですが、カウンセリングの目的とは一般的に以下のようなものです。
- 患者様の心の成長を促していくこと
- 行動の変化や新しい可能性をもたらすもの
- 新たな考え方、これまでとは違った見方を話し合うこと
このような目的を達成するためには、カウンセラーと患者様との信頼関係や協力関係が必須となります。信頼関係や協力関係は一日にして起こりえません。カウンセリング内でのコミュニケーションを積み上げることで、構築されていきます。
つまり、心理カウンセリングには「継続性」「カウンセリングに対するモチベーション」「問題意識」「自己内省力」が大事といえます。
また、カウンセリングでは自己成長や自己解決力を強化していきます。
カウンセリングは、カウンセラーが患者さんに助言をする機会ではありません。もちろん、心理教育という視点から、心理学・精神医学に関する様々な情報提供をすることはあります。しかし最終的な答えを探すのは、患者さん本人です。
不安な気持ちが強いと、ついカウンセラーに対処法や解決策の答えを求めたくなってしまうかもしれませんが、カウンセリングは、あくまで患者さんが自己成長を遂げる場です。カウンセラーは、患者さんが自らの問題を解決できるようになるよう、様々な質問を投げかけ、患者さんの自己成長をサポートしていきます。
ご本人様が抱えておられる自分の悩み(ストレッサー)について、ご本人様自身の気持ちが混乱していたり、自分の気持ちが分かりにくかったり、自分が何に悩んでいるのか、自分でもよく分からないことがあります。つまり、自分の問題に対する整理が出来てないことがありますので、問題に対する自己理解や自己決定をするためのお手伝いです。
あくまでも患者様が自分の問題を主体的に考えるためのお手伝いになるかと思います。
当院のカウンセリングの特徴
~未来を見て希望を持つカウンセリング~
通常のカウンセリングは現在から過去に重きを置きますが、それではなかなか前に進みません。当院のカウンセリングでは、現在、過去、未来を扱います。そして、現在と未来を重点にカウンセリングをします。
患者様が話された事実の中に、未来につながるヒントがあるのです。事実に基づいて、学問的証拠があって、未来を見ることができます。これは確実なエビデンスベースの未来です。
よって、「未来が見える」 から 「希望」 が見えてきます。「希望」 があれば、困難な状況でも決断をし、前に進む行動をとることができるようになっていきます。
よって当院では、未来が見えるカウンセリングを通して、希望を持つための援助をいたします。
認知行動療法とは
認知行動療法の’認知’とは、自分自身や世の中に対する考え方のことを指します。例えば、以下のように考えてしまうことはありませんか?
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一般化をしすぎてしまう
1回だけの嫌な出来事をきっかけに、『自分はいつも××だ』とネガティブ思考に陥る。 -
自分への関連付けをしてしまう
よくないことが起きたとき、本来自分には関係ないことまで自分の責任と判断してしまう。
例:会社の同僚が不機嫌そうにしていると「きっと自分は嫌われているのだ」と感じる。 -
0か100かの二者択一思考
ものごとを全て白か黒かで捉える。完全主義。 -
‘~べき’思考
「自分は○○するべきだ」「○○しなければならない」と決めつけてしまう。
このような思考のくせに気づき、修正することにより、よりよく日常生活を送れたり、仕事や学業などが円滑になるよう、サポートしていく、ストレスにうまく対処できるようにすることを目標とする治療といえます。
また、考え方(認知)を取り扱うだけではなく、状況や環境とのやりとり、すなわち行動から「身体が何を学習してしまったのか」を考え、どう対処すればよりよい行動ができるかを考えます。
認知行動療法は精神療法の技法の一つで、現実の受け取り方・物事の見方などのいわゆる、認知に働きかけてストレスの感じ方の軽減を図る治療法です。実際には普段の日常で起こっている個々のストレスをまず認識し、それぞれの状況とその時々の感情の変化を振り返ることで、自分の考えのくせ(自動思考といいます)を認識し、柔軟な物の見方に変えていく練習をしていきます。
当院ではうつ病、パニック障害、強迫性障害などに対して、必要に応じ認知行動療法を併用して行っております。ご希望の方は、診察の際に医師までご相談ください。
カウンセリングの
料金・注意点について
カウンセリングの料金
50分 | 8,000円(税抜) |
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25分 | 4,000円(税抜) |
※全医院共通
ご注意点
- カウンセリングは完全予約制となります。
- カウンセリングは医師からの許可がでた場合のご案内となります。ご希望の場合は診察の際にご相談ください。
- 医師による診察と同一日には出来ません。
- 他院に通院中の方もお受け頂けますが、まず当院医師による診察をお受け下さい。
たわらクリニックの紹介
たわらクリニックは一人一人の患者様のご状況に合わせてオーダーメイドでの診療を行います。 心身に異変を感じたら、お気軽にお電話などでご相談ください。